もうすぐ4歳になる娘ウイが、
最近になってようやっと興味をもったのか、
ひらがなの練習していらっしゃる。
面白いのは
「うい」と自分の名前はなんとなく書くことはできるけれども、
「うい」の「う」が、
「うま」「うさぎ」「うし」と同じ「う」なんだよ、
と妻が言うと
さっぱり、不思議でならない様子。
「うま」の「う」と
「うい」の「う」が同じ?
????と(かなり)混乱気味。
思い出したのが、
「リンゴ5個とみかん3個を足して幾つですか」という算数の問い。
この解の「8」というのがどうしても納得がいかない子がいるとかなんとか、
何かの本で読んだ。りんごとみかんは違うのに…どうやって足して8になるのか。
森毅だったか、吉田武だったか。
きっと、「うい」も「うま」もそれ以上は分解不可能な
アトムというか、元素みたいなものなのに、
音で分解して、「同じ、う、だよ」なんて言われても…
…ましてや、「うい」と「うま」は違う生き物なのに、、
ということなのかな。
彼女にとって、
音や文字はきっともっと具体的なモノで
要素や記号のように抽象化されたものでないんだ。
数というものに全てを還元してしまう、あるいは数以外のものを捨象する。
「8」に至るこの思考の操作。「う」に至る道も似たもんかな。
これって、ものすごいワンステップ、なんだろうなぁ。
この???のひっかかり、
こちらも傍らで見ていて面白い。
本を読む僕の隣で必死に文字を練習してる。
まだ、絵と線と文字の区別もあいまいな世界の中を
娘は1本の色鉛筆で旅行中。
忘れていたこどもの頃の感覚を、思い出しました。
返信削除毎日が目がくらむほど夏休みです
返信削除てすと
返信削除test
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