うちの娘っこ(長女)の誕生日は8月14日である。3歳になったばっか。
やんちゃ、いたずら、絵を描くのが好きなのはいいが、
家中の壁にクレパスで描きなぐるので、
ほとほとこまった、いんやしかし、それならばと、
いっそ落書きの出来る部屋を作ってしまえ! お絵描きせっとあげるより、ええはず。
白っぽいペンキで壁を塗って、どこでもかいていいぜ〜〜って。
これだったら何回も塗りなおせるしな。
"Mama, mama, look at sis, she's out on the levee doing the double twist."
「ちょっと、ママ、ママ、姉ちゃんみてみろよ、土手のところでdouble twistしに出ってたぜ」
「志士と女性たちをナナメ読みしながら、
史実にもとづいて紹介した列伝。
かわいい表紙ですが、
いわゆる歴女向け萌え本ではなく、
男性を含め、幕末に興味を持つすべての人におすすめ 」
この『彗星問答』の装画はまりのるうにいさん、ある晩、土星がルールブリタニアを歌いながら街角を曲ってきて、其処にあるバーへはいろうとしたが、入口に環が閊(つか)えたので、環を外して表へ立てかけておいてから、彼は入って行った。
そのあと自転車がやってきて、ちょうどバーの内部から投げ飛ばされた酒壜を轢いて、パンクして、止った。運転手は、彼の眼の前に立てかけてある手頃な環をタイヤの代りに車輪をめて、元のように行ってしまった。
やがて出てきた土星は、そこに環のないことを知ったが、アスファルトの上に壜の破片を見て、彼は何事が起ったか察した。
『ロビーにて』
約束の時間に自分はロビーへはいったが、彼の姿はなかった。そればかりか、広々したロビーでは何も彼もがきれいに取片づけられていた。これはどうしたわけかと見廻していると、頭の上から彼の声が懸かった。仰ぐと、高い天井にソファーや円テーブルが逆さまにならんでいて、彼はその一つの肘掛け椅子に倚りかかってタバコの煙の輪を吐いているのだ。とたん時分は、頭の上からさかさまにぶら下がっている鉢植えのバームツリーめがけて一直線に昇って行った!